ゲームと音楽の接点

音楽は私たちの身近にあります。小鳥のさえずりも音楽ですし、恋人を想って歌う元気な女の子からも音楽は生まれます。ゲームの中にも音楽はあります。『ウィッチャー3』を例にすると、原作者の出身地であるポーランドをはじめとした東欧の文化に完全にマッチするように、CDPR社は音楽を制作しました。マルチプレイヤーのゲームでも音楽が使われています。最近では、ゲーム会社が有名なバンドとコラボすることが増えており、こうしたコラボはリスナーとゲーマーの両方の満足度を高めます。Monstercatという名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。カナダのエレクトロニック・ミュージックのレコード会社で、最近、人気のオンラインゲームSmite（スマイト）とコラボしました。ゲーム内では、Monstercatをテーマにしたスキンを一部の「神」用に購入でき、Monstercatの音楽テーマも手に入ります。こうした音楽とゲームの融合は、eスポーツ界で特に目立ちます。

以下では、音楽が人間の心理にどんな影響を与えるのか、カジノでは通常どんな音楽が使われるのかをご紹介します。

私たちはそれぞれ全く異なる個性を持っていますが、世界の大多数の人が特定ジャンルの音楽を好むという共通認識があります。もちろん、音楽をよく聴く人とあまり聴かない人がいますし、いろいろな活動をしながら音楽を聴く人もいれば、完全に静かでないと集中できない人もいます。ゲームに集中するために音楽を利用するギャンブラーの数は非常に多く、大体の場合ヘッドフォンを装着してお気に入りのプレイリストを聴いています。

カジノが得意とすることといえば、合法的にお客様からお金を頂くことです。カジノでどんな曲を流すか規定した法律はありません。次回カジノで遊びたい気分になったら、流れている音楽に注目してみましょう。お客様心理を操作するため、無謀な決断を突然させると研究で証明されている、非常に刺激的な音楽を流すことがあるでしょう。一方で、少しでも長く滞在してもらいたい時には、当然ながらスピーカーからはゆっくりした癒し系の音楽を流します。

最後に、音楽とゲームの話をしているので、歌詞にギャンブルが出てくる曲をご紹介します。ぜひ聴いてみてください。

マドンナ－ギャンブラー
AC / DC－ザ・ジャック
レディーガガ－ポーカーフェイス
ケニー・ロジャース－ザ・ギャンブラー
エアロスミス－デュースズ・アー・ワイルド